(旧)千手トンネル

路線
施工 1951年
延長 244.6m

4.2m

高さ 3.1m

北口

左側に見えるのは現・千手トンネル のスノーシェッド部分。
スノーシェッドの付け根辺りに不自然なコンクリートが見えるだろうか。
そこが千手トンネルの旧道、いや廃道である。
スノーシェッドから外れて歩いていけるのだが、なぜか私は崖側を登って目的地に行った。
「スノーシェッドから行くと怪しくみられるから」という理由だったが、崖側から行ったほうがどうみても怪しいです。本当にありがとうございました。 
まだ北口

ちょっと崖を登り、ズームで入り口を撮影。一見排気口のようにも見える。
 
やっと北口

なんとか到着。
スノーシェッドから車が出てこないタイミングを狙ってそそくさと近づく。

当初、私は現・千手トンネルの排気口か何かかと思っていたが、トンネル内を走行してもどこにも排気口らしき場所は見当たらなかった。
なので「旧道か?」と思ったわけだが、どうして半分だけしか隠していないのだろうか。
内部

中には入れそうもないので、腕を精一杯伸ばして内部を撮影。
現・千手トンネルと内部で合流しているようだ。
左側の壁は現在のトンネルの壁だろう。けっこう奥まで続いている感じがする。
接続点

旧トンネルの半分が現トンネルに飲み込まれている。
どうやら旧・千手トンネルは元々まっすぐなトンネルだった模様。
拡張工事の際、このまままっすぐだと私が登ってきた崖にまっさかさまに落ちると思い、わざと山側へカーブするように拡張したのだろう。